キャッシュ・エージェントのステータスの確認は、ttStatusユーティリティ(「ttStatusユーティリティの使用」を参照)を使用して行います。
キャッシュ・エージェントが稼働していない場合は、起動します(『Oracle TimesTen Cache Connect to Oracle開発者および管理者ガイド』のキャッシュ・エージェントの起動と停止に関する説明を参照)。キャッシュ・エージェントを起動できない場合は、考えられる原因を調査し、マシンを再起動してから起動してください。
マシンに正しいバージョンのOracleデータベースがインストールされていることを確認します。
AIXマシンでは、次のことを確認します。
UNIXプラットフォームでは、キャッシュ・エージェントおよびTimesTenデーモンを起動しているシェルにORACLE_HOME環境変数が正しく設定されていることを確認します。詳細は、『Oracle TimesTen Cache Connect to Oracle開発者および管理者ガイド』のTimesTenおよびOracleの設定に関する説明を参照してください。
LD_LIBRARY_PATH環境変数が、アプリケーション環境とTimesTenデーモン環境の両方で設定されていること、およびこの環境変数にTimesTenライブラリとOracleライブラリへのパスが含まれていることを確認します。詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseインストレーション・ガイド』の共有ライブラリ・パスの環境変数に関する説明を参照してください。
ほとんどのUNIXプラットフォームの場合: lddコマンドを使用して、キャッシュ・エージェントからOracleライブラリ(timestenorad
)を検索できることを確認します。LD_LIBRARY_PATH環境変数は、TimesTenデーモンの起動スクリプトで設定されています。スクリプトのLD_LIBRARY_PATHを変更した後、メイン・デーモンを再起動する必要があります。
HP_UXの場合: lddコマンドを使用して、キャッシュ・エージェントからOracleライブラリ(timestenorad
)を検索できること確認します。SHLIB_PATH環境変数は、TimesTenデーモンの起動スクリプトで設定されています。スクリプトのSHLIB_PATHを変更した後、メイン・デーモンを再起動する必要があります。
Windowsの場合: TimesTen(tt*.dll
)ライブラリがWindowsのsystem32フォルダに含まれていること、およびsystem32フォルダへのパス名(たとえば、C:\winnt\system32
)がシステム環境変数PATHに含まれていることを確認します。
TimesTenをOracleとともに動作するように設定する方法については、『Oracle TimesTen Cache Connect to Oracle開発者および管理者ガイド』のOracleクライアントのTimesTenホストへのインストールに関する説明を参照してください。